平成13年度:大江町立本郷西小学校
         第3,4学年・学級通信   はくしゅ
   bS   2001.4.10
音読にご協力を!!
 
 ◇「基礎的な学力として身につけなければならないことは何か?」
と問われたら、私はすぐに、
「音読(おんどく)です。」
と答えるでしょう。
 高学年担任が長かったせいもあってか、強く感じます。
 「国語の教科書をスラスラ読める」という状態にならない子は、とっても大変になるのです。国語の教科書も読めなければ、もちろん、理科も社会も、算数も読めません。問題の意味もつかめなくなるのです。
 
◇では、「音読」の力はどこで付けるのか?
 やはりこれは、「学校」です。「授業」です。 7日の土曜日、次のような指導をしました。
 
3年生「森に生きる」4年生「ガオーッ」
 タイトルの左隣に○を10個書きなさい。1回読んだら、一つ染めましょう。
 10回読んだら、先生に教えてね。
 
 なんとなんと、今日の国語の始まりの時間まで、Tさん、Nさん、SSさんの3人が読んでしまっていたのです。教科書に、ぺたっとシールを貼りました。
(4年生は長いので、ちょっと大変です。) 
◇今日は、次のような指導をしました。
 
 二人組で、一文交替で読む。
 終わったら、順番を替えて、もう一度読む。
 
 これで、二回読んだことにします。
 
 全員が、一文交替で読む。(3年生のみ、私がついて、聞いていました。)
 
 これでも1回読んだことにします。
 聞いて回ると、みんなとっても上手です。なんとかこの状態を続けたいものだなと思いました。
 
◇今日の授業中に、3回読んだことになります。授業中に、最低でも10回は読むことをめざしています。
 短い文を交替で読めるようになったら、今度は全員一斉に長く読める、一人ひとりが長い部分を読める、というように進めていく予定です。
 
◇そこで、お願いです。
 私自身が慣れないせいもあって、一人ひとりの音読を聞く時間が少ないような気がしているのです、今のところ。
 ぜひお家で、誰でもいいですから、音読を聞いてほしいのです。もちろん、1回読んだら○を1個染めていいのです。
 「おばあちゃんに聞いてもらえる」ということがうれしいし、ちょっとした緊張感にもつながるのです。お父さん、お母さんだったら、もっとうれしいでしょう。
 そしてほめていただければ、なおさらありがたいのです。
 ご協力、よろしくお願いします。

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